こんにちわ chan mamaです。
今年も子どもたちが楽しみにしている長いお休み”夏休み”が終わりましたね。
近所で見かける日焼けした子どもたちの元気な姿を見ていると、自分の学生時代の頃を思い出します。
早めに済ませてしまえば良いと分かっていても、毎年夏休みの最後の数日に夏休みの宿題を、ため息をつきながら嫌々適当に終わらせてしまっていたことを。
そんな自分も子を持つ親になってみると、過去に親からガミガミ小言を言われて「うるさいなぁ~わかってるってばぁ~」「めんどくせぇ~」って小声で言いながらダラダラと過ごしていた自分のことを棚に上げて、両親から言われていたことと同じことを子どもたちに言ってますよね。
毎年、二学期が始まる頃から学校に行くことができなくなってしまう子どもたちが増える傾向にあるようです。
長い休みで自宅にいる時間が長くなり、仲の良い友達以外の子とかかわらずにいられて、気疲れしたりすることが無かった日々から、現実に引き戻されるような感覚になるのでしょうか?
何十年も前の自身の小学校、中学校のころは、不登校の同級生の子がいた記憶がありません。たまに、しばらく学校に来ないお友達がいると、担任の先生が声掛けをしてクラスのみんなでその子の自宅へ迎えに行って、一緒に学校へ行けるように周りの友達と協力しながら普段通り通えるようになるまで見守りをする!なんてことはありましたが。
当時の頃の子どもたちは、現代の子たちより無知で幼稚だったのでしょうか
不登校とは、文部科学省の定義によれば、年間30日以上の長期欠席者のうち「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により登校しない、あるいはしたくてもできない状況にある状態」とされています。
主として小・中学生に対して用いられる言葉ですが、同様の状態は高校生、大学生にもめずらしくありません。かつては「学校恐怖症」あるいは「登校拒否」などと呼ばれましたが、病気や個人の問題というニュアンスを排除するため、現在は「不登校」というニュートラルな呼び名が定着しています。
これは病名ではなく状態像であり、実際にその多くは治療を必要とせず、家族や学校関係者の適切な対応によって、適切な進路選択に至ります(「再登校」とは限らない)。
しかし一部の事例では、学校をめぐる心理的葛藤から、対人恐怖、強迫症状、抑うつ気分、家庭内暴力、自殺企図などの症状が伴う場合もあり、また長期化して「ひきこもり」に至ることもあります。そうした傾向が顕著な場合に、専門家による治療や支援が必要となることもあります。
六訂版 家庭医学大全科引用
令和3年度の文部科学省の調査によると(小・中学校)
不登校の要因(主たる要因として多いものは以下のとおり)
・無気力・不安 121,796 人
・生活リズムの乱れ,あそび,非行 28,749 人
・いじめを除く友人関係をめぐる問題 23,741 人
・親子の関わり方 19,712 人
・学業の不振 12,759 人文部科学省調査引用
要因は様々ですが、無気力・不安が圧倒的に多い人数になっています。
学校に行けなくなってしまった原因が明確で、原因を排除できれば時間が解決してくれるような問題であっても、未熟で繊細な子どもの時期には通常だった頃に戻るには時間がかかりますよね。
しかし、無気力・不安といった、本人も「何が問題なのか」「どうして行きたくないのか」漠然としたモヤモヤ感を周囲の大人に理解してもらえるように言葉で説明することができないような状態の場合、自分の子どもとどのように向き合っていくべきなのか?親も不安になり、解決策を模索しながら焦ってみても、ただただ時間だけが過ぎていきます。
そんな時は、不登校の子を持つ親のコミュニティサイトなどを活用して、同じ悩みを共有できる場所に参加してみて、まずは大人が現実を受け入れて前向きなマインドになることも必要です。
まずは、解決するこを焦らず、子を持つ親としての自身の人生をこの子とどう過ごして行くのか。
じっくり向き合って行くことにしましょう。
今日はここまで
最後まで読んでいただいてありがとうございます。